大根は日本料理には欠かせない野菜である。しかし、西洋料理ではお目にかかったことはない。原産地は地中海沿岸というのに不思議だと思う。 我々日本人の食卓には煮物、漬物、おろし、なます、等々多様な調理法で供される。 大根は、我が国の野菜の中で収穫量も栽培面積も最大とのことである。土地への適応性が強く、各地で栽培されるからである。練馬、守口、桜島、聖護院などが有名である。大根は水分が九四%と高く、ビタミンC、ジアスターゼが含まれている健康食品である。 大根はこのように我々の生活に大切なのに、大根足、大根役者などと悪い比喩に用いられるのは何故なのだろうか? 前者は形状から来たものであるが、後者は何故なのか不思議である。 大根の古名はスズシロで、春の七草の一つである。