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70歳以上の機関誌「銀杏」
旅を楽しむ  
 
 
  京都・大阪紀行(ユニバーサルA)
 
藤堂 順子(80歳)
 

 前回見損なった大阪のユニバーサル・スタジオ・ジャパンのバックドラフト(火災を見せる所)とウォーターワールド(飛行機が海中に墜落するシーンを見せる)を見るために企画した旅ですが、ちょうど桜の季節でもあり、今年は桜前線が早いために、四月四日、五日に予定していたのを急遽繰り上げて三月二五日、二六日に行って来ました。京都のそこかしこの名所でお花見をし、翌日ユニバーサル・スタジオを見物しようという欲張った旅です。二五日は朝五時半起床、七時半に家を出て、東京駅発八時四六分の列車で京都に向かいました。朝食は家で済ませましたので車中で一一時頃に昼食の深川飯を頂きました。京都着は一一時二九分、予約した観光バスは五分遅れて一二時二〇分に発車しました。
 バスが嵐山に着いたのは一時一〇分で、ここからは自由行動で、三時一〇分までにバスに戻るようにとの指示がありました。渡月橋を渡り、枝垂桜とれんぎょうの花を撮影して渡月橋を戻って来ますと人力車が来ましたのでそれに乗り、龍安寺と嵯峨野に行きたいと申しますと龍安寺は最後にして、嵯峨野方面に参りますとのことで、料金は一時間九千円でした。観光ガイドブックにもない所を回り、落柿舎や竹林の道などを通り、秋篠宮と紀子さまが安産祈願のため参拝された小さなお宮に立ち寄り、楠正行の墓や正行と黙庵禅師の対面の絵がある寺にも行きました。無人ですが勝手に本堂に上がっても良い由で、その絵を間近で撮影しました。黒木鳥居という樹皮のついたままの鳥居がある野宮神社でも撮影しました。これは徳島県の剣山の麓から切り出したくぬぎの木を寄進されたとのことです。鳥居の両袖にはくろもじの木で小柴垣が作られており、源氏物語の世界にも表わされたという古式床しい鳥居だそうです。
 九千円は高いかと思っていましたが、色々と由来の説明やガイド料も考えれば高いとは思われないサービスでした。最後に龍安寺に案内されて人力車と別れましたが、私一人ではとてもこんなに見学出来なかったでしょう。
 約束の三時一〇分にバスは出発、清水寺へ。此処で解散、自由行動となりました。夕食には宿泊ホテルのレストランで一番お手軽なミニ懐石を頂きましたが十分に満腹でした。
 翌朝は七時に起床、朝食を済ませて九時にチェックアウト新大阪へ。ユニバーサル・スタジオには一一時半頃着いたので、和食の店で天ぷら定食を頂きました。火事のアトラクションが待ち時間四五分でしたので並びましたが実際は五五分かかりました。三ブロックに分かれていて、二ブロックで撮影時の状況説明や、仕掛けの解説などがあり、第三番目のブロックで実演がありました。実物の火炎が使われていて顔が火照るほどでした。最後には床がガクンと揺れてビックリさせました。
 飛行機が墜落する場面のアトラクションも見たかったのですが待ち時間が二時間一〇分でしたので、諦めて帰途につきました。

 

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