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のみ薬は、少なすぎても、多すぎてもいい効果を表わしてくれない「適量」と「飲みどき」とがあることを前回で申し上げました。
「飲みどき」でもう一言つけ加えますと、高熱を出した時など抗生剤が処方されることがあります。早く治したい一心から、1日2〜3回のところを、寝る前にもう一服のんでおこうかしら……なんて覚えはありませんか? これは「ノー」なのです。抗生剤はよく改良されて、血中に滞在する時間が長くなりました。以前は4時間毎に飲むため、目覚ましをかけて夜間に起きて服用したこともありました。夜間は病人も穏やかに眠れることが大切と、薬に翻弄されない自然体が優先されるようになりました。多くの薬が1日3回食後となっています。
一般の薬でもそうなのですが、飲むときは、水または白湯を多めにコップ一杯以上は飲んで、流し込んだ薬を早く溶かすようにします。出来れば横になっている方は身を少し起こしていただいて飲むと食道の途中に残らなくてすむと思います。高齢になりますと薬の分解は遅くなるのです。治りが劇的に好転するよりは、時間をかけてマイルドに効果を表わしてくれる方が、身体の余分なエネルギーを使わなくて済むのと、同時に副作用の頻度を抑えてくれる結果となります。自己流に流されず、お薬も生活習慣の一部に加えて下さるとよろしいかと思います。
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