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暮れも押し迫った十二月二十二日の午後、文教大学教育学部音楽専修の四年次女子学生さんがテナー歌手の伊津野教授と振り付けの結城先生に引率され、われわれのために若々しい歌声とダンスを披露して下さった。
曲目は第一部では「どこかで春が」から「冬の夜」「ふるさと」まで、なつかしい童謡・唱歌十五曲を学生さんが熱唱して下さった。第二部はオペラでもご活躍中の伊津野先生によるテノール独唱で、われわれにもわかりやすいように「ふるさと」「荒城の月」「からたちの花」の三曲を選んで聞かせて頂いた。第三部はミュージカルで「あしながおじさん」「ボギーとベス」「パジャマ・ゲーム」から、それぞれ名曲を選んで学生さんが歌って踊って下さった。結城先生のドラムスも入って、劇場でミュージカルを見たように感じるほど、楽しくすばらしい演奏であった。最後にアンコールに応えて伊津野先生が指揮され、われわれ観客も加わり全員で「ふるさと」を合唱して終わった。
学生さんの中にわれわれ老人を前に感動されたか、涙ぐまれる方が何人もあり、われわれも目頭に熱いものを感じた。
社長からお礼の言葉が述べられ、会長から花束が贈呈され、すばらしいコンサートは終わった。
社長がお礼の言葉の中でお願いしたように、来年も文教大学から是非新しい四年次の学生さんにお出でをいただき、また若々しい歌声を聞きたいと考えている次第である。
(増田)
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