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70歳以上の機関誌「銀杏」
皮膚のトラブルと日常のケア  
     
 
  
 
橋本 多賀子(看護師)
     

 春は体の調子が変化する季節でもあるのですが、眼も影響を受けることが少なくありません。眼の疲労や、慢性の病気などがあると結膜が充血したり、眼脂(目やに)が溜まったりし易くなります。ことに寝たきりになって眼をあまり使わなかったり、洗顔もご自分でままならなくなりますと、結膜炎症状を来たして眼脂は増えます。そこで眼のケア、または目薬のやっかいになるわけですが、折角の点眼も、眼脂やゴミなどで汚れていては、お薬の効果が半減しますから、点眼前は柔らかい布などを湿らせて拭き取ります。そこへ一滴落としますと効果大です。目薬がじんわりと馴染んだところで、そっとティッシュで押えるようにします。点眼後すぐに拭いてしまわないで、瞼を二三度パチパチするとお薬が全体に回ります。
 眼の周囲の皮膚は頬やおでこの皮膚と異なって何倍も柔らかくデリケートです。泣いた後すぐ赤くなりますね。もし眼の周りが乾燥してカサついていたら、ローションとか、ベビーオイルでケアしてあげるとよいと思います。また疲れた眼には、温かい(冷たい)タオルをしぼって硬く巻いて、十分くらい乗せると循環がよくなって気分爽快になること受けあいです。

 

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