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永田 和子(75才)
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著者は、昭和七年「五・一五」とよばれるテロ事件で急進派の軍人グループによって暗殺された、時の総理犬養 毅氏の孫。「婦人公論」から「自伝を」と請われての執筆で、前半には著者の父、犬養 健氏をめぐる白樺派の作家達を始め、詩人、画家などが数多く生き生きと登場して、興味深いものがあります。版を重ねた後に加えられた「榧(かや)の木の官邸」「晴れた暗い日」の二章を主とする後半は、より重く心を打つものに満ちています。 |
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