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五月二日から五日まで三泊四日で、入居者とそのご親戚、ご友人一行が秋田県岩城町を訪問し、地元の皆様との交流と周辺の観光を楽しみました。参加した方々は、シルバーヴィラ向山から武藤様と高井様、付き添いの武藤様ご子息夫人(三日に秋田空港から合流)、練馬区にお住まいの当ヴィラサポーターの渡辺様と今木様、アプランドルから小間様と増田(筆者)、特別参加が看護師の橋本さんとヘルパーの車田さんの総勢九人です。旅行にご参加を楽しみにしておられた井口様が直前に急逝されたのが本当に残念でした。
向山の東北旅行に加はりて 楽しき日々を過ごしたりけり(渡辺)
東京の花見の頃に友は逝き 悔やみの旅の秋田路は春(今木)
岩城町は秋田市南の日本海岸にある静かな町で、当ヴィラの総帥岩城祐子先生のご主人様が明治維新まで十九代にわたりご領主として統治された亀田藩の城下町です。
町保育園の保母さん、今野様(こんの様はもちろん秋田美人)が空港までお出迎え下さり、にんじんジャム工場を見学させて頂き衛生状態のよさに感心しました。天鷺城で昼食のご接待を受けた後、町の体育館で今回のメインイベントである歌舞伎俳優、桜喜屋、片岡嶋之亟丈の特別公演を拝見しました。楽屋に見立てた舞台上で大勢の観客が息を呑んで見守る中、訪ねてきたお客様とお話ししながらお化粧で見る見るうちに美しい花魁夕霧の艶姿に変身するという一人芝居、その後「廓文章吉田屋」の美しい踊りを拝見し、日頃歌舞伎など見る機会のなかった地元の皆様はじめ、われわれもうっとりしました。
終わって海岸に新築されたばかりのレストラン・ケベックを見学し、美しい夕日の沈もうとする光景に未練を残しながら交流会場の天鷺城に戻り、短い時間ですが武藤様がカラオケを披露されるなど東京勢の芸達者を地元の人々に誇示した後、祐子先生、嶋之亟丈とほとんどすれ違いで懇親会場を後に、遅くならない内に当夜のホテルに戻りました。
翌日は東北の小京都、角館町の武家屋敷と美しい田沢湖を観光し、遅い春を飾っている桜を愛でた後、盛岡手作り村を覗いて雫石のホテルへ。翌日は朝寝坊をして小岩井農場でゆったりと桜とチューリップなど美しい花々を楽しみました。一泊した後バスで盛岡へ出て、新幹線で帰京し短くも充実した旅行会が終わりました。
雫石ホテルを出でて牧場の
広場を皆で歓び歩む (今木)
小岩井の農場に入れば人の波
不景気の風は何処吹くらん (渡辺)
病人も出ず、皆さん元気で帰ってくることができたのは、関係者の皆様のおかげです。お世話下さった皆様にお礼を申し上げ、旅行記といたします 。
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