シルバーヴィラ向山TOPページ シルバーヴィラ向山TOPページ 催事 催事 花ちゃん通信 花ちゃん通信 出版・報道紹介 出版・報道紹介 機関誌「銀杏」 機関誌「銀杏」 施設紹介 施設紹介
70歳以上の機関誌「銀杏」
特別インタビュー  
     
 
 「ジコチュー」はやめて健全な社会を
 
 
鳥山 建夫(77歳)
 
     

 日本の社会はまるで変りました。ほのぼのとした人情味溢れる住み易い社会だったのが、今や物騒なギスギスした住み難い社会です。
 テニス好きな甥と暫く振りに逢いました。「連休は何処かへ行ったの?」と聞きますと、「松本の方へテニスをしに行った」と言いますので「どうして松本へ?」と訊ねたところ、「東京近辺のテニスコートはとても予約ができない」と言います。オバサン族が暇にまかせて人海戦術で予約してしまうので、多忙なサラリーマンはとても敵わないのだそうです。「オバサン族はマナーも悪く、隣り合わせのコートでプレーしている時など、ジコチューで不愉快になる」と憤慨していました。
 オバサン族だけを責められません。この種のジコチューは老若男女を問わず蔓延しています。自分達さえ良ければ良いと云うジコチューが世の中にはびこっているのです。
 どうしてこうなってしまったのでしょうか? 私の持論はこれもアメリカの占領政策の成果だと云うことです。終戦後、アメリカは能力の優れた日本人が一致団結したときの怖さを知って、団結しないバラバラの国民にするために民主主義と称して利己主義を注ぎ込みました。戦後疲弊した日本人は消費物資などを惜しみなく与えるアメリカ人が好きになって、何でも言うことを聞くようになり、民主主義を受け入れるつもりが、利己主義に染まってしまったのだと思います。アメリカの企みに乗ってこれを放置し、助長してしまった政治家、教育関係者(特に日教組)、進歩的文化人等の責任は重大です。その結果日本人は、「自分さえ良ければ……」で国のこと、社会のこと、同胞のこと等を全く配慮しない無責任な集団となりました。ジコチューこそが諸悪の根源で、国や社会をダメにします。
 アメリカ式民主主義は決してジコチューではありません。前回の同時多発テロ事件でも今回のイラク戦争でも見られるように、アメリカ国民は星条旗の下に一致団結します。
 ジコチューを慎み、他人を思いやり、社会を考え、国を愛して国難に際しては一致団結する本来の日本人に戻ろうではありませんか。国があり、社会が健全であるからこそ、その中に個の主張があるのだと思います。同胞を愛し、連帯感のある社会を築き、国益を考えて一致団結することは、昔のような戦争への回帰ではありません。バラバラな無責任集団はやがて国を滅ぼすことになるのです。
 近隣にはとても信用できない国々があるので、武力を持たない日本が安全保障面でアメリカを頼るのはやむを得ないと思いますが、アメリカはいつも日本を庇護してくれるお人好しではありません。常に自国の国益を前面に押し出して来ます。日本も自力で立たなければならず、そのためには同胞愛、社会愛、国家愛で一致団結するのが何より必要です。
 アメリカに頼り、アメリカに憧れるのではなく、自国の良さを再認識して一体感を持ち、国を愛し、国益を考えて自立する国民に戻ろうではありませんか。

 

このWebに記載されている全てのコンテンツ(文章、画像)の著作権は、
シルバーヴィラ向山と情報提供者に帰属します。許可なくほかに転用することを禁じます。