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70歳以上の機関誌「銀杏」
特別インタビュー  
     
 
  
 
     

嶋之亟丈の藤娘五月十六日夜、今年も片岡嶋之亟丈をシルバーヴィラ向山にお招きして、おなじみ「歌舞伎・女形の世界 PART\」を開催しました。シルバーヴィラのほか、創生苑からも入居者をお迎えし、今年も大入り満員の盛況でした。回を重ねて九回目を迎えたこの公演には、今年も嶋之亟丈の後援会である「墨染会」の東京支部から事務局長の深谷様や論客の太田様などが参加して下さり、賑やかな会になりました。岩城祐子施設長から花束を受ける嶋之亟丈
 最初に観客にも参加の機会をつくるため、希望者に「舞(まい)づくし」のセリフ指導が行われました。「ベッカム様はおとこまい(男前)」など何でもありのふざけたセリフに、墨染会から深谷様、川名子(かわなご)様、シルバーヴィラから戸川様、増田(筆者)、ヘルパーの小林さんの計五人が丈のセリフ回しをまねて一生一代の迷演技を披露し、笑いと拍手を呼んだのはご愛敬でした。
背景に藤の花のカーテンを下げた舞台で、歌舞伎・女形の世界は鏡台を前に毎度おなじみの嶋之亟丈の白塗りシーンから始まりました。「どうぞ何でも質問して下さい」という丈のお言葉に、ご挨拶される嶋之亟丈嬉しくなった観客からいささかきわどい質問が飛び、丈から名答が出て満場が笑いに包まれました。 墨染会の太田様から秋田公演のお話しなどがある中で、丈からときどき「私の元の顔を覚えていますか?」と観客への質問を交えながら、見事に若く美しい「藤の精」への変身が終わりました。
 舞踊「藤娘」で、その美しく色気に充ち満ちた丈の舞い姿に、観客一同拍手喝采の中、PART\が終わりました。美しい丈を中心に、舞台で何度も何度も記念写真撮影が行われ、観客一同大満足の公演でした。終了後丈を中心に座談会が行われ、遅くまで笑い声の絶えなかった「花ちゃん食堂」でした。

 

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