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70歳以上の機関誌「銀杏」
介護者の資質とは  
 
 
  
 
     

 と申しましてもクリスマスプレゼントのおはなしではありません。
 くつ下は、その温もりから私も四季を問わず一年中履いています。何のため? 足が汚れないように、汗を吸いとってくれるから、冷えないように、などなど満たしてくれる条件はたくさんあります。健康面からは、足や手は、熱を放散してくれる大事な末梢器官です。体に熱がこもった時、ふとんの中で熱くなったとき、手足を出したくなるあの動作です。無意識に体温のバランスをとっているのです。手の掌、足の掌には、無数の汗腺、脂線が発達し程良いしっとりさを保って、すべりにくく、また靴の中では足の運びを助けています。
 では、ちょっと意識して頂いてこの足に、くつ下を履いてもらいます。先の、足の働きから通気性と保温を考えて、出来れば素材は天然素材が適当です。が洗って硬くなる材質は避けたいです。 足にもお一人お一人事情があります。浮腫みがちの人はゴム跡が残らない緩めのウール系を、ゆびの間におこる皮膚炎、水虫君などにはゆびつきのくつ下がお勧めですが、いずれにせよお風呂などを利用して足ゆびの間に手の指を入れてあげるだけで素適な足美人になりますよ。ゆび同士が寄り合っている時間が長ければ長い程、細菌が増え臭いも……ということになります。履いたままお寝みの方もいらっしゃると思いますが、通気性を考えてベッドの中では薄手の生地に変えるなど、履き別けるのも理に適っています。
 保温と通気、これを使いわけてこの冬はどうぞすべすべの御み足でくつ下と仲良く付き合って下さいますように。

 橋本 多賀子(看護師)

 

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