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70歳以上の機関誌「銀杏」
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日時 10月12日
場所 練馬区立文化センター 小ホール

第一部 シルバーヴィラ・アプランドル

 当日は雨との天気予報だったが、朝方かなり降っていた雨が、出発する午前九時頃には殆ど上がり、傘をさす必要がなくなったのは何よりだった。その後一日中好天に恵まれたのはラッキーだったといえよう。
ご挨拶される岩城社長 五回目のフェスタともなれば、裏方さん達の手順もすべて良く、朝食は六時半頃に配られ、例によって参加者の着替え、化粧と着々と行われて九時前に余裕を持って準備完了。出演者一名に一名の付き添いがつく周到さ。バスに分乗して会場へ。いつもながら裏方のヘルパーさん達、厨房の人達の獅子奮迅振りには頭が下がる思いだった。厨房のチーフまでが出演者の付き添いを買って出て、会場まで現われた総動員体制にはビックリした。
 会場側の裏方さん達のご協力もいつもながら見事で、準備は着々と進んで、予定通りに十一時ジャストに第一部が開幕した。
ご挨拶される岩城会長 オープニングは出演者一同による「紅葉」の斉唱、一番と二番の間に、岩城祐子会長の挨拶を挟むという趣向、そのあと民謡、フラダンスと進み、美しい歌声と華やかな衣装で雰囲気は大いに盛り上がる。続いて八十八才の菱谷あや様のピアノ演奏「乙女の祈り」だが、今年は最高の出来映えと思われた。加齢されても益々のお元気さは驚異的。
 次は美しい斉唱で、「富士山」「夏の思い出」「赤とんぼ」、続いては池田和夫様の小唄で、「我孫子屋」「よさこいしぐれ」を渋い喉で。第一部の後半を盛り上げて手品、ハンドベルと続く。美しい心に沁みるベルの音で、曲目は「ドレミのうた」「家路」。続いて名物ファッションショー、綺麗にお化粧した上に素適な衣装を着て多少お分かりにならぬ方も浮き浮きしたご様子だったのが印象的だった。
 掉尾を飾って、合唱・合奏は「流浪の民」、「バラが咲いた」と花に寄せて「バラのメドレー」。そして北原白秋の詩「祭」から、詩の朗読でワッショイ・ワッショイ。これにあしらったヘルパーさん苦心の作の神輿がきらびやかに映えて最高の盛り上りだった。そして全員で歌う「村祭り」。 ここで総監修をお願いした山田洋次先生に岩城祐子会長から花束贈呈、山田先生からご挨拶があった。
 岩城隆就社長の挨拶で締め括って第一部は終了した。

第二部 創生苑

 第一部が時間的にかなり遅れて、第二部の創生苑の三回目となる発表会は客席の入れ替えも慌しく開始した。前二回の経験を生かしてよく纏まった発表会になったと思う。
 月に一回指導して下さる「バラの会」の皆さんを始め、入居者、職員等々総勢三〇名の方々によるフラダンスが色彩豊かなムームー姿で、ステージ狭しとばかり華やかに第二部の開幕を飾った。
「祭」で盛り上がる皆様 左から、深井様、吉野久米様、青沼様 岩城祐子施設長の挨拶に続いて、創生苑の職員バンドと療護の入居者による「思い出の渚」ほかの懐かしい三曲の演奏。民謡清水会の方々と入居者による民謡と会は進み、お目当ての医師団による寸劇「藤十郎の恋」(原作菊地寛、脚本島様、演出高橋様)、宮浦先生と高橋先生のお梶、藤十郎、後見として岩城施設長の大活躍。増田様のナレーション。予定通りに進行しない時のアドリブやアッと云わせる珍結末に、満場大爆笑だった。
 続いて、職員の村上さんが「チョンマゲ」スタイルでの踊りを披露。 次は、子供英会話教室の先生、生徒、職員の英語劇「花咲か爺さん」、子供達が英語でストーリーを運び、それに合わせて職員が動くという英語ミュージカルだったが、筋の運びと動きが時にチグハグになるご愛嬌もあった。
 続いてハンドベルの演奏で、療護、特養の入居者、職員、子供達の合同演奏で、美しい音色が場内を満たして和やかな雰囲気。
 次は、子供達の剣道教室の面々による剣道の基本動作のイロハ、演武の披露があった。
 最後は呼び物の久田恵様脚本、遠藤実先生作曲、歌唱指導のオペレッタ「森の赤頭巾」の上演、色彩豊かなメルヒェンチックな美しい舞台が繰り広げられた。
 一つの事故もなく、出演者と観客が一緒に楽しめる素晴らしい一日を送ることが出来たのも、裏方さんを含む関係者全員の陰の努力のお蔭と心から御礼を申し上げる次第です。

(島、大場)

 

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