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@小泉再改造内閣の発足
自民党総裁選は小泉、藤井、亀井、高村の四氏で争われ、小泉氏の圧勝に終りました。
橋本派を二分させた青木参院幹事長の小泉支持の表明など、政策とは無関係に、解散、総選挙を睨んで「選挙の顔」として小泉支持の動きが高まったためです。
選挙のためなら、日頃掲げる政策も信条も捨てて省みない政治家のジコチュー、保身的な行動は相変わらずで呆れてしまいます。
再選された小泉首相は、再改造内閣を九月二二日夕に発足させました。前日の党三役の選任とあわせて、小泉首相の人事には一貫した主張と頑迷さがあります。民間、若手そして女性の登用と、周囲の反対に耳を傾けない頑迷さです。これらは決して悪いことではなく、一般大衆の喝采を浴びることもありますが、後に国民を納得させる成果を挙げなければなりません。目先の人気取り、独りよがりであってはならないのです。
三役人事で、山崎幹事長を副総裁へ祭り上げ、国民的人気のある安倍氏の幹事長への起用は、確かにアッと云わせるマジックでしたが、気になるのは近付く総選挙に向けた小泉氏一流のポピュリズム(大衆迎合主義)だけが目立つことです。ポピュリズムの危うさは一部の軽佻浮薄な大衆に迎合する小手先対策ばかりに捉われて、国民が真に求める社会実現のための本当の政策を見失うことです。
A衆議院解散・総選挙
総裁選で圧勝した小泉首相は、再改造内閣発足後、解散・総選挙に打って出ました。
自民党としては小泉流構造改革の成果に国民の信を問う選挙、自由党との合併でパワーを増した民主党にとっては、二大政党の実現を訴えて、マニフェスト(政権公約)を掲げて政権交代を迫る選挙となりました。
選挙の結果は、自民党が改選前の議席数から若干議席減らしたものの、与党三党合計で、絶対安全多数を確保して連立維持、首相続投を表明し、民主党は自由党との合併が好感を得て、議席を大幅に伸ばして躍進しました。
民主党は政権担当能力が試される入学試験で一次試験は通ったが、合格したわけではないと云われますが、政権選択可能な二大政党の一つとして認められるようになったと見るべきでしょうか?
今後政局は流動的なものとなるでしょうし、自衛隊のイラク派遣問題の展開如何により、また年金改革や経済政策等の成否によって、小泉首相は厳しい運営を迫られると共に、来る参院選に向って大きな試練が予想されます。
ここで有権者として考えねばならないのは前回を下回る五九%台の投票率の低さです。いわゆる無党派層はあまり動いていません。政治不信のために支持政党を決めかねていると云われますが、動かなければ単なる棄権者の集団に過ぎません。長期政権下に発生する政官業癒着の是正のためには政権選択を推進する他ありません。そのために無党派層集団が動き出すのが必要ではないでしょうか?
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