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一昨年十二月にも来演された都立大泉高校(岩城隆就社長の母校)のOB合唱団が再び来演された。岩城社長の紹介によれば、男性は皆社長より先輩で、女性は後輩である由、都並団長率いる二十代から五十代までの世代で構成される混声合唱団。指揮は八十二才の元顧問の矍鑠たる岡部先生で、ピアノ伴奏はOGの上川路由紀子様。
爽やかな混声合唱の「美しき青きドナウ」から始まり、二重唱「花」、独唱「富士山見たら」「春への憧れ」と続く展開から、又混声合唱で「早春賦」「牧場の朝」「故郷」「赤蜻蛉」と続き、ピアノ独奏で「野ばら」(ウェルナー、シューベルト作曲)「トロイメライ」更に独唱で「はるかなるサンタルチア」「ステンカラージン」「宵待草」、混声合唱の「グリーンスリーブス」「フィンランディア」と締め括る巧みな構成。最後に観客と一緒に「故郷」「赤蜻蛉」の大合唱。皆々馴染みが深い懐かしい老人向きの選曲に大喜び。だれるひまもなく楽しい一時関余がアッという間に過ぎて、大成功の演奏会だった。岩城直子施設長から花束贈呈が行われ、社長からアンコールの声があったが、アンコール用の曲を用意していない素朴さ。親しみ易い、感じの良い合唱団だった。
(島 記)
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