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創生苑の二階サロンにパチン、パチンと心地良い音が響きます。
多目的なスペースの間を利用して「里まごクラブ」の一環としての活動で子供囲碁教室を開催することになりました。囲碁は室内ゲームとして約四千年の歴史があり、現在世界中に多くのファンがいて親しまれています。テレビゲームに夢中の子供達の間でも今、ちょっとしたブームが起きているのは、マンガ「ヒカルの碁」の影響と、きわめて簡単なルールと単純な道具で楽しめるからでしょうか。
専門家の間では、囲碁が子供の頭脳の発達にとても良い影響を与えると言われています。それは、適度の緊張状態の中で、迅速な頭の回転を要求されるゲームなので、大局的視野が要求され、子供の発想法の拡大と集中力の訓練に良いということです。開催するに当たり、区立豊渓小学校に生徒募集を呼びかけたところ、十二名の児童と六名のお母さんが参加することになりました。
先生を務めてくれるのは、ボランティアで大泉学園町在住の吉川篤さんです。吉川さんは囲碁暦が永く、アマチュア六段の腕前です。先生は、礼儀作法に厳しく「礼に始まり、礼に終わる」をモットーとしていて、大きな声での挨拶と、授業時間中は正座をすることと決められています。それ以外のことは、とても優しい先生で、むつかしい理屈よりも楽しみながら、集中力や思考力を養い、人間関係を大切にすることを指導方針に掲げています。また先生は「子供の頭はとても柔軟なので、右脳を刺激すればするほど発達します」と語っていました。
参加者の殆どが全く初めての人なのですが、既に十級という男児もいます。
教室の開催は月に二回、土曜日の午前中二時間程度ですが、子供達の間からは、もっと回数を増やして欲しいという声も多く上がっています。これは、少しでも早く上達したいと言う意欲の表れで、近い将来入居中のお年寄りや地域のお年寄り達と対局したいと夢はふくらんでいます。
子供達の希望を叶えるには、吉川先生を手伝って一緒にボランティアを務めてくれる方が必要です。今、町会のご協力を得て募集中ですが、一日も早く実現出来ると良いなと思っています。
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