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70歳以上の機関誌「銀杏」
文教大学学生さんの慰問演奏会  
 
 
  
 
 
橋本 多賀子(看護師)
 
     

 私は六年前に病院勤務を退いて、一転して時間の流れはゆっくりとなり、風のそよぎ、陽ざしの柔らかさが感じられる暮しに入りました。そうした環境の変化からか初めの一〜二年は体のバランスが崩れましたが、思うにあれは心の中に起った変調なのだと思うようになりました。これからは年相応の健康観を磨かねばなりません。
 心身共に健康という言葉がありますが、人は体にいいものはとり入れますが、心の健康には意外に無防備ではありませんか? 心の老化を少しでも遅らせるには「新しいことをする」につきるといいます。何があるでしょう。そして出来るでしょう。どうせなら楽しくいきたいです。@「今どき」の新しい言葉を使う。昼食はランチ、上衣はジャケット…百円ショップなどからカタカナ語辞典をみつけてお友達と話してみては? A 新しいものを食べる。カラフルな三原色の彩りを揃えて赤はトマト、黄色はカボチャ、緑色はブロッコリ…などサラダで。彩りがなくファッション性も少ない「ご飯とみそ汁、焼き魚と漬物」の定食定番もよろしいでしょう。が、食べ物は美味しくて、心の健康のために「彩り」体の健康のために「栄養」です。B趣味は今迄やったことのないものをトライしてみましょう。歌を詠む、囲碁など、昔やったことをもう一度とり出してみるというのは、老化防止策としては脳がすぐ慣れて休めをしてしまうのだそうです。お勧めなのは「しゃべる」ことです。しゃべることは元気のいる事です。声を出すことは声帯が鍛えられ、脳が働きますから脳内ネットワークがよくなるようですよ。 声を出して、人と交わって「心から若い人」と呼ばれたいですね。 シルバーの中庭に色のきれいなインコが飛んでくるのをご存知でしょうか。一声掛けてあげて下さい。

 

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