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70歳以上の機関誌「銀杏」
「この国で老いるということ」を考えるシンポジウム  
 
 
  
 
     

 八月三十一日(金)午後六時から八時三十分まで財団法人 東京都中小企業振興公社の会議室において、国会議員、市議会議員をはじめ関係者の方約二百人が参加されて盛会の中に開催された。お話しされる岩城社長(中央)左から 水野様、久田様、長妻衆議院議員、ツルネンマルティ衆議院議員の皆様
 このシンポジウムには、基調講演の講師として久田恵様からお話があって、その後岩城隆就社長が出席して、衆議院議員の長妻 彰様、衆議院議員のツルネンマルティ様、司会 水野 学様によって「老いる」ということについて種々の面からご意見が交わされた。
 我が国が直面している諸問題について、それぞれの立場から貴重なご意見がだされて、有意義なシポジウムであった。
 初めに、講師の久田恵様からご自身がお子様を育てながら、仕事を持ちながら御母上の介護をし、現在御父上の介護をされている体験を通して、家族の大切さ、家族介護のあり方、老人ホームの必要性等を独自のご意見を披露されて、好評であった。
 引き続いて、岩城社長から、シルバーヴィラ向山の紹介とともに、当ホームは、「ご入居者のお一人、お一人が社会になくてはならない貴重な方である」という哲学をもって、自由に、楽しくお過ごしいただくように、運営をしており、夏には、子供プールを無料開放して八百人近い方が来られてご利用者と過ごす時をもったり、ご利用者でご希望の方は、どなたでも参加できる学芸会を文化センターで、今年は春に開いていること等をお話しされ、さらに、望まれる老人ホームのあり方について、独自の意見を述べられ注目された。
 長妻議員は、年金問題をデータを基に、問題点を詳しく述べられ、年金問題は高齢化社会を迎えている日本において、高齢者福祉を含めて総合的な視野で適切に解決していかなければならない重要な問題であると、会場の皆様のご意見を求められながら強調された。
 ツルネン議員は、フィンランドの老人介護の制度を紹介され、同国では、「介護は国でするもの」という基本理念に基づいているため、家族が介護した場合は、介護料が家族に支払われる等独特の介護制度の紹介があって注目を集めた。
 「この国で老いるということ」というテーマによるディスカッツションは、時間の経過を忘れる程貴重な意見交換が行われるなか、惜しまれつつ午後八時三十分終了した。

(編集部)

 

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