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皆様明けましておめでとうございます。年末から荒れ模様という天気予報はどこへやらの穏やかな、よい年になりそうな希望を感じさせる輝かしい元旦でした。
平成20年。かつてすべての国民が息をのんで見入るテレビ画面に、当時の小淵官房長官によって「平成」という新しい年号が示された、あの忘れがたい日から早くも20年の歳月が流れ去ったのですね。皆様にとってそれぞれにどんな日々だったのでしょうか。
今年は百歳を迎える方が5名もおられるとか、本当におめでたいこととご祝詞を申し上げ、ギネス目指して一層のご健康をお祈り致します。ところで昨年を一字で表わすと「偽」、今年福田首相が目指すのは「信」だそうですが、ご縁があってこのシルバーヴィラで朝夕を共に過すようになった私達は、つねに「謝」の一字を忘れず、お互いを思いやる余裕をもって生きてまいりましょう。養老孟司氏の書かれたものに、「人間の細胞は一日一日新しく替っているので、今日の自分と明日の自分は全く違うものである。その生涯たったひとつの一日をもっと大切に考えたい」という一節があって、若さゆえに何気なく見送ってしまった日々、それはそれで思い出の数々となって心を和ませてもくれますが、老境にある今は、確かに限りある生の一日を心して大切に送らなければと改めて思いました。とは言うものの凡人の悲しさで、つい忘れがちではありますが。・・・
新春となって心なしか陽ざしも明るく、冬木の枝にはもう春を待つ冬芽がしっかりと抱かれています。この一年が、事なく、よき前進の年になりますよう、又皆様のご多幸を心からお祈り申し上げます。
永田和子
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