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突然でございますが、私は、今年99歳になります。
長女の4人の孫と次女の1人の孫の5人のかわいい写真を机の上に飾ってありますが、見るたびに私の幼い頃のお正月を思い出します。
私は、千葉県市川の材木店の長女として生まれました。そこは、江戸川と海とに挟まれた地域でしたので、秋になると津波が来て田畑を飲み込んでしまうことがありました。このため、お百姓さんは、ビクビクして秋を迎えていたと聞いています。私は、元気すぎる赤ちゃんだったようで、お手伝いさんによくおんぶされていたことを後で、ご本人から聞かされてお礼をいったことを思い出します。
お米が、台風や天候不順で凶作を免れて無事に収穫できた年は、“初倉”(ハツクラ)といって、小作の人がお米を大八車(荷車)に乗せて、ご主人、奥さん、息子さん、娘さんの一家総出で年貢納めに参ります。母は手料理を作って、縁側でご馳走していた光景をなつかしく思い出します。
お正月のおもちは、庭に臼(ウス)を出して、大人が忙しくペッタン、ペッタン餅つきをしました。私のような子供は、危ないからと近寄れませんでしたが、つきたてのおもちを、きな粉をつけたり、あんこをつけたり、海苔でまいたり、大根おろしをつけて、みんなでおいしくいただきました。また、ござを敷いてかき餅などをつくりました。
お正月の遊びは、羽根突き、凧上げ、コマ廻し、すごろく、かるた、百人一首等いろいろありました。
百人一首の好きなお宅にお友達と伺って楽しかったことをなつかしく思い出します。
新年には、アプランドル流カルタ会を楽しみたいものです。
今年は、紅葉が遅れたこともあり、ヘルパーさんに案内されて向山の美しい紅葉を楽しみました。黄色く色づいた紅葉、真っ赤に色づいた紅葉。私は、美しい紅葉の葉を一枚、一枚拾って、孫の写真の前において楽しんでいます。
それでは、今年一年、皆様の御多幸と御清栄を心からお祈りいたします。
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