| 麻生首相が発案した「定額給付金」は、本当に実現されるのでしょうか。初めてこの政策を聞いたとき、ある官僚から聞いたイエスの説法にある、有名な『善きサマリア人』の逸話を思い出しました。
『ある人がエルサレムからエリコに下る道で追いはぎに襲われた。追いはぎたちは服をはぎ取り金品を奪い、その上に大けがをさせて置き去りにしてしまった。たまたま通りかかった祭司は、反対側を通り過ぎて行った。同じように通りかかったレビ人も見て見ぬふりをした。しかしあるサマリア人は彼を見て憐れに思い、傷の手当てをして自分の家畜に乗せて宿屋に連れて行き介抱してやった。翌日、そのサマリア人は銀貨二枚を宿屋の主人に渡して云った。「介抱してあげて下さい。もし足りなければ帰りに私が払います。」(ルカによる福音書)』
自分たち官僚はとかく世間から批判を受けることが多い(サマリア人も周りの民族から蔑まれていた)が、実は必要なところに援助(補助金)を与える『善き人』なんだと云う訳です。
麻生首相もご自身を『善き人』だと云いたかったのかどうかは判りませんが、この官僚氏は大きな思い違いをされています。件のサマリア人が為したことは無償の行為であり、銀貨もまた「自分の金」です。立派な行為です。一方、「給付金」等はすべてわたしたち国民の税金です。つまり「他人の金」です。政治家や官僚は、是非このことに気付いて欲しいと思います。
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