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風薫る季節、早くも「新緑号」をお届けする時期になりました。
つかのまに桜も過ぎ、めぐる地球の上に、私達の日本が一滴のさみどりの雫のようにきらめきながら乗っているのかといとおしい気が致します。シルバーヴィラ前の大銀杏は毎朝小鳥達の賑やかなミーティングの場となり、アプランドルのお池にはいつの間にか淡紅の可憐な睡蓮の花がぽっかりと浮かびはじめました。
穏やかな自然界に比べ、人の世には騒動が尽きず、北朝鮮の不穏な核実験についても、各国の思惑のためか、心外にも制裁の足並みが乱れ、政界も相変わらずですが、民主主義も戦後 六十三年、そろそろ、欧米の成熟した二大政党政治に近付けないものでしょうか。昨今高齢者にとっての大きなショックは突然の新型インフルエンザの発生と蔓延です。ホームの細心のご配慮により、無事過ごせていることへの感謝と同時に、各自の注意を怠らず守って引き続き健康に乗り切りたいと願う次第です。五月はなんといっても一年来の目標であったシルバー・フェスタが楽しく無事に成功したことが大きな喜びでした。年老いても力を合わせて何かをやりとげられたという嬉しさは、また次にと向かう新しい勇気を与えてくれることを感じ、陰で協力して下さった多くの方々に心から御礼申し上げます。爽やかな初夏も間もなく入梅を迎え、凌ぎにくい時候になる折り、体に気をつけて心豊かな日を過ごして参りましょう。
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