日々のできごと


 

日々のできごと 2020



柘植亜矢子コンサート

 第14回、柘植亜矢子さんの「歌とピアノのコンサート」を開催いたしました。残念ながら今回も3密回避のためスクリーンでの上演です。11月19日から各館合計5回の開催で、大勢のお客様が参加することが出来ました。

「サウンド・オブ・ミュージック」の歌声と共にスタートし、ドビッシーの「アラベスク」や「月光」、ジブリの人気曲など、柘植さんの美しい歌声と巧みな演奏に映像も一工夫、秘境の自然の風景や美しい月夜の映像やアニメーションを重ねました。ジブリ「紅の豚」で映し出された戦闘機の映像には男性のお客様たちがぐっと身を乗り出しじっと見入っていらっしゃいました。終わってから「私ドビッシー大好きなの、普段少し緊張して聴くのだけどとてもリラックスして楽しめたわ」とのお客様の声にスタッフも一安心でした。ちょっと楽しい空間ができました。

2020.11.26



日本晴れ!

 季節ごとに様々な顔でお客様を和ませてくれる中庭。そんな中庭に秋がやってきました。「見て楽しい、食べて美味しい」中庭です。

 木々は色付き、銀杏、甘柿、みかんとたくさんの実をつけました。職員が大奮闘で収穫です。木で熟した甘柿はとても美味しく10円で販売したところ山のように採れた柿が2日で完売に。銀杏の収穫は木の根元に巨大なネットを張り集め、何度も洗い、天日干しにするなど時間をかけて完成です。採りたての銀杏は火を通すとヒスイ色でもちもちです。お客様には「銀杏ご飯」が大好評でした。日ごろお世話になっているドクターや出入り業者さん職員にも配ります。まだまだ余っている銀杏を袋詰めにして玄関前で販売します。これも当施設の恒例行事です。ご近所の皆様には「待ってました!」と飛ぶように売れていきます。

 今年はコロナの影響で館内での面会が難しいので、中庭でおしゃべりを楽しんで頂いています。少し寒くなってきたのでテントの下に風よけと電気ストーブも設置。こちらも「あったかい!」と、喜んでいただいています。ちょっと楽しい空間ができました。

2020.11.16



市川海老蔵「古典への誘い」

   コロナウイルスの影響でシルバーヴィラとっておきの歌舞伎の公演も 出来ずにいたところ、思いがけず「SMBCプレミアムイベント」「市川海老蔵『古典への誘い』」にご招待頂きました。なんとラッキー!

  豪華メンバーが出演する歌舞伎の舞台の特別映像配信です。配信は10月23日・24日・25日の3日間のみ「寿式三番叟(ことぶきしきさんばそう)」「御目見得口上(おめみえこうじょう)」「男伊達花廓(おとこだてはなのよしわら)」。解説と所見は海老蔵さん自ら話されます。2時間にもなる公演なので30分ずつ5回、そして25日夜6時半からは歌舞伎大好きな方の為に全て通して上映しました。皆様とても熱心にご覧になり、「大写しになったんで普段見られない表情までよく見えたわ!」「見応えがあったわ!」「お部屋に直行でき幸せ!」中には「なかなか良かったわ、でもお父さんはもっと良かったのよ!」と様々な感想を楽しそうに話していらっしゃいました。

 

2020.10.23



コンサートもZOOMで!!

10月4日(日)NPO法人むすび主催による「音楽の めぐみ、チェロのコンサート」が光が丘区民ホールで開 催され、ZOOMオンラインアプリで生配信されまし た。「NPOむすび」は久田恵さんがご縁を下さり、会 員の方が傾聴ボランティア講座の実習にいらしたり、シル バーフェスタのボランティアをして下さったりと交流を 持っていまして、今回のご案内をいただきました。 この日アプランドルロビーでは25名の客様が熱心に1 00インチの大スクリーン画面を見つめ聴いていらっしゃ いました。 演奏して下さったのはチェロ栁澤康司様、ピアノ伴奏竹 内恵様。画像はとても綺麗に映りましたが、環境が十分 整わず、音が割れたり多少途切れてしまった場面もありま したが、コロナ渦でなかなかコンサートが開けない今、 貴重なコンサートの雰囲気を楽しませていただきまし た。ご尽力下さった皆様、本当に有難うございました。

2020.10.4



子ども達の歌声は無敵です

 毎年、敬老の日が近づくと向南幼稚園の園児約100名がお祝いに来てくれます。今年はコロナの影響により来館は叶わなかったのですが、その代わりに子どもたちの歌声とプレゼントを届けていただきました。

 「虫の声」「ホ!ホ!ホ!」「ずっと ずっと ずっと」の3曲の歌にシルバー企画室長がアニメーションをつけ、上映しました。「おじいさん、おばあさん!元気でいてねー」と一生懸命、元気いっぱいに歌う子どもたちの歌声に感動し、お客様の目から自然と涙が溢れます。そしてそんな子どもたちが作ってくれた手作りのメッセージ付きレターラックを手渡すと、皆様パァーと笑顔に。総勢100名近い子どもたちの元気な歌声は最強だと改めて実感しました。

 来年はぜひまた可愛い笑顔の子どもたちと会えることを祈っています。

 「向南幼稚園の年中さん、先生方、ありがとうございました。」

2020.9.23



和太鼓の迫力に歓声!

 

 毎月行われていたコンサートがコロナの影響により中止・延期が続いております。その一つが、5月4日に予定されていた和太鼓「暁」のコンサート。

 お客様が毎回楽しみにしているコンサートをなんとかお届けできないかと考え、今回「暁」の皆さんにお願いして演奏のDVDを作っていただきました。更にせっかくの迫力のある演奏をより感じていただけるよう試行錯誤し、ロビーに大型スクリーンを設置しプロジェクターで上映することに。プロジェクターは移動できるため、本館で2回、5号館で1回、アプランドルで2回の合計5回の公演とし、密を避けながら開催することができました。

 大スクリーンに映し出された和太鼓の迫力ある演奏を皆様夢中になって観賞され、スクリーンを通して暁の皆さんに力いっぱいの拍手をおくっていました。次回はぜひ生演奏を聴きたいですね。

 「暁の皆さん、ありがとうございました!」

2020.9.23



花火大会

ありがとう「としまえん遊園地」

   

 毎年、屋上や居室窓から「としまえん」の打ち上げ花火を特等席で観ることができる、恵まれた立地にある当ホーム。毎週末に3000発の花火が夜空を彩ります。そして、多くのお客様がその花火を楽しまれていましました。

 しかし「としまえん 」はこの夏で閉園が決まったというニュースが。残念な気持ちでいっぱいでしたが、コロナ禍で現在も外出を控えている中、毎週末の花火はそんな状況を一瞬でも忘れさせてくれる光となってくれました。最後までたくさんの感動を与えてくれた「としまえん」感謝の気持ちでいっぱいです。

 8月9日にはアプランドル屋上で打ち上げ花火の前に、小さな花火大会も開催しました。密を避けながら手持ち花火に火をつけて社長、施設長が直接お客様に手渡していくと「わーきれいー」「懐かしいわ〜」と歓声があちらこちらから上がり、見ている周りの方も自然と笑顔が溢れました。

2020.8.31



機関紙「銀杏」夏号

新型コロナに負けない!おこもりライフ大特集!みんな元気です♪

   機関紙「銀杏」No.65夏号が完成いたしました!!

 春から続くコロナ禍 の中、イベントもクラブ活動も自粛となっており、実は今回「銀杏」発行も断念せざるを得ないと考えておりました。

 しかし、ご家族の方にもずっとご訪問を遠慮いただいているため、「銀杏」を通して少しでもシルバーヴィラ・アプランドルの皆様がどのように過ごしていらっしゃるかお伝えできるのではと思い直しました。今まで通りの取材はできないため、オンラインで画面越しに取材するなど新しい試みではありましたが、たくさんの笑顔と元気を皆様にもお届けできる号になったのではと感じております。

 「新型コロナに負けない!おこもりライフ大特集!」ぜひご覧ください!

2020.8.6



ZOOMに「にっこり」

   5月も半ば過ぎとなり、国内の新たな新型コロナウイルス感染者数は徐々に減少しております。ただ、東京では非常事態宣言解除には至らず、まだまだ油断出来ない状態が続いております。

     訪問医からの忠告もあり、館内の安全を確保するため、今の時点では6月末頃まで引き続きご面会をお控えいただくようお願いしております。

    そこで当施設ではZOOMを使いお客様とご家族様がインターネット上で同時にアクセスし、実際に画面でお顔を見ながら面会が出来るシステムを導入致しました。

   少々戸惑いながらの導入ですが、5月20日の時点ですでに7組の面会が実現しております。そしてお客様にもご家族様にも大変喜んで頂けております。インターネットでどこからでも参加出来ますので何家族もご一緒に会話したり、中にはカナダからお孫さんも参加されたりと笑顔が広がっております。

2020.5.22



中庭に笑顔

「コロナウイルスにより出された非常事態宣言も延長となるそうです。今は3密にならないようイベントやサークル活動も自粛ご家族様にも逢えない日々でお客様にはご不自由をお掛けしております。そんな中、お客様の気持ちが少しも明るくなるようにと、シルバーヴィラと長いお付き合いの造園業の西村園さんが、素敵な花壇をプレゼントしてくれました。新館の庭園は全て西村園さんによるもので、ご近所の方にもとても好評ですが、今回もマリーゴールド、ペチュニア、ベコニア、日々草、サルビア、ラベンダーなど色とりどりのかわいい花壇が出来ました。真っ赤なツツジも満開です。中庭に顔を出されたお客様の表情もほっこり。暖かい優しい風と新緑の木々に囲まれて、気持ちも和みます。

「西村園の皆様ありがとうございました。」

*造園業・西村園* 練馬3−22-7

http://nishimuraen.jp/greeteing/

2020.4.30



 新型コロナウイルスの影響により、当施設もご入居中のお客様の健康第一に考え様々な対策を行っております。イベントなど外部からの訪問も残念ながら全てお断りし、ご家族の面会もお控えいただく中、少しでもお客様の気持ちまで沈まないよう、スタッフ一同心を配っております。

 そんなお客様や私たちを応援してくれるかのように、庭園やご近所の散歩道には、たくさんの春が顔を出しておりました。

 大変な時期ではありますが、ここをなんとか乗り切りたいと思っております。どうか皆様もご自愛ください。

2020.4.1



第51回練馬区美術展

練馬区立美術館にて毎年開催されている「練馬区民美術展」に今年もシルバーヴィラ向山、アプランドル向山の絵画サークルの皆様名が出展されました。この美術展は今年で51回目となる歴史ある展覧会で、今年も225名の作品が展示されました。当施設も20年以上も毎年出展しておりますが、今回団体として「努力賞」を頂くことができました。審査員講評によるとうまく描こうとせず、心のままに描けていることが授賞理由とのことでした。美術館を訪れたサークルの皆様もご自分の作品が展示されているのを嬉しそうにご覧になっていらっしゃいました。授賞式には代表で長峰様、寺田様が出席され表彰状を授与れされました。

2020.2.10



オランダ視察団、シルバーヴィラ向山訪問

1月29日にオランダ視察団が来日されました。オランダは高齢化率約20%と超高齢社会の目前にあります。高齢先進国の日本での取り組みを学びたいと高齢者医療関係者9名がはるばる海を渡り1週間の予定で日本各地を巡られました。ここ東京では数ある施設の中で当ホームがとても優れているとの評判を聞き見学にいらっしゃいました。皆様、ホームの明るい雰囲気や理念に「素晴らしい!」と絶賛され、自身もアムステルダム大学で高齢者医療の仕事をされているコーラさんは「ここで働きたい!」と大変な気に入り様でした。

2020.1.29



歌とピアノのコンサート

第13回のコンサートは「雪山讃歌」で始まり小学5年生の長女真彩ちゃんも飛び入りで上手に「こぎつね」「北風小僧の寒太郎」を披露。柘植さんが初めてコンサートをしたとき1歳だったのにと思うと月日の流れを感じます。そしてプログラムは次々進み「富士山」、1月は行く、2月は逃げる3月は去ると「あおげば尊し」で皆様の声が一段と上がりました。色々な思い出が巡り目頭を押さえる方も。続くクラッシック「オム・ブラマイフ」「ラシャ・キオピアンガ」ではお客様の中からイタリア語が聞こえて来ました。歌は続き「ペチカ」「かあさんの歌」アンコールの「ふるさと」まで全21曲。柘植さんの優しく澄んだ歌声が皆様の心に深く染み渡った素晴らしいコンサートでした。

2020.1.19



お弾き染め

  1月5日(日)新春お弾き初めの会が開催されました。

  例年どおり美しく凛とした和服姿で安斉先生はじめ先生方が揃われ、日本列島北から南まで、歌い継がれてきた民謡を、タップリ1時間、皆様で歌い上げました。歌は全身運動なのですね。先生方の三味線と良く通る張りのある歌声にリードされお客様も大きな声で次から次へと歌われ、冬の寒さはどこへやら。今年も民謡を通し皆様が元気になられますように、ご指導よろしくお願い致します。

2020.1.5



お正月イベント

今年は毎年の「百人一首」「ボーリング」「輪投げ」に「オセロ」とトランプ「7並べ」が加わり、元旦から3日間連続、益々充実の競技会となり参加者も増え延べ人数は80名以上、どの大会も熱戦、激戦、が繰り広げられました。

2020.1.1〜1.3